2016年11月11日金曜日

オイル交換(2回目のモチュール)

10月のことになるが、ディーラーでエンジンオイルを交換した。
交換時の総走行距離52829km。

前回のオイル交換(今年の3月)では、浮気せずに長年愛用していた純正オイルのセレニア K PURE ENERGY 5W-40からウチの500にとって初めての社外品となるモチュール 8100 X-clean 5W-40に銘柄変更。今回も8100 X-clean 5W-40をチョイスした。

このクルマのエンジンはACEA C3という規格、FIAT 9.55535-S2というメーカーアプルーバルを要求しているが、これらを満たすものは日本だと、K PURE ENERGYか8100 X-cleanぐらいしかない。いや、他にもあるのだろうけど、入手のしやすさで言うとこの2銘柄ぐらいしかないようだ。ウチの場合、いつもお世話になっているディーラーがモチュール製品を取り扱っているので、そのへんもポイントが高い(笑)。


あくまでも個人的な感想(思い込み?)だが、K PURE ENERGYとの違いを少し・・・。
K PURE ENERGYも純正のオイルなので決して悪くはないが、いわゆる新油効果はいくらも走らないうちに薄れてしまう感じだった。8100 X-cleanは投入時の3月から今回の交換まで(走行距離約5000km)、劣化を感じたりして交換したくなるようなことはなく、新油効果がいつまでも続く感じ。実際今回の交換はちょっと早いかなと思うほどで、いつでも滑らかでガサツにならずエンジンを気持ち良く回すオイルだ。もちろん劣化はするのだろうけど、「やはりK PURE ENERGYとは違うなぁ」というのはわかったつもり。なんせ新車時から7年に亘り脇目も振らずK PURE ENERGY一筋だったので、他のオイルとの違いは誰よりも感じ取れるのだ! 多分・・・はい。

特に夏場は今までとかなり違う印象。K PURE ENERGYの場合、早朝や夜はともかく外気温が40℃前後になる日中だとオイルが水っぽくなるというか、柔らかくなりすぎる感があり、夏のドライブを躊躇することもしばしば。しかし、8100 X-cleanにしたら外気温を忘れて日中のドライブを楽しむことができたのだ。「あれ、そいえば外の気温は?」とメーター内の外気温度計を見ると37℃だったりして、暑くなってもへこたれず涼しい時間帯とほとんど変わらないパフォーマンスに驚いた。これだけでも8100 X-cleanにして良かったなと思う次第。


次回の交換は約半年後の来春になるので、ウチの500は8100 X-cleanで初めての真冬を迎えることになる。寒い時期にはどのようなパフォーマンスを見せてくれるのだろうか? ちょっと高価なオイルだが、冬場も良好であればこの先しばらく8100 X-cleanでいくつもりだ。